第10回 99ライブ in 時代舘 2005/11/18


























時代館 (太子ホール) 番頭さまのライブレポート

 今回の99はいろんな意味でサプライズ。オープニングはなんとタカノセシンヤが「前座」だ!
 いつも通りの切ないナンバーを2曲。その後相方(??)を呼び入れ、あんみちゃんという女性シンガーで先週ユニットで初ライブしたらしい。そのなかでユニットのために初めてのオリジナル曲を歌ってくれた。
 ストレートな声の女性ボーカルにシンヤくんのハスキーな声がよくマッチ、絶妙なハーモニーだ。「歌香」をなぜか思い出したのは私だけだったろうか?可能性をすごく感じた。
 1番目は「利&ミィ」from彦根。女性2人ユニットだ。初めて見たが彼女らもユニットとしては、久しぶりのライブだったらしく、ヒシヒシと緊張感が、、しかし、倖田來未のカバーなどをサクッと演奏。「暗い曲ばかり、、」と自ら言っていたけど、それが色ならそんなこと口にせず自信を持って「暗い曲」を演奏してほしい。
 2番目は「ケセラセラ」。こちらも女性2人で彦根からの参戦だ。難曲を歌い上げる。パートパートはオッと思わせるところが随所にあったが、これが最近の女性デュオの流行か?もっと簡単な曲にチャレンジすれば完璧に歌える歌唱力があるのになー。しかし、タカノセくんも言ってるように、自分のスタンスで歌えばいいのだとも思う。
 3番目は「PMC」、これが2番目のサプライズ!もともと2人男性デュオだが、なんと曲が進むたびにメンバーが増殖するではないか!しかも、目立つ男、ミサイル浜野が今日は無言しかもアフロ!最終的には、Vo.、G、G、Keyの4人ユニットに、長い事みてきているが初めてみたPMCだ。
 最後の「みなさまの歌」では、自然と手拍子も起こった。彼らをみてると「仲間はええなあ」と思ってしまう。ミュージシャンは上手くなるのは場数とか練習とか方法はあると思うが、愛されるミュージシャンになるのは難しいなあと思ってしまった。PMCは確かに愛されるミュージシャンだ。
 4番目は「ひがしのもり」。今回は甲南町竹の音の「TAKE」さんのパーカッションのサポートを受けいつもとちがったひがしのもりだ。Vo.のtukiさんはニューギターでのびのあるたおやかなボーカル。ちょっと喉がひっかかりぎみだったが、やさしいタッチのオリジナルをこなす。途中TAKEさんを呼び入れ、そこから3つ目のサプライズ。tukiさんがギターを置き、ハンドマイクでボーカル。Fu.&Keyのなおっちの演奏とパーカッションのスリーピースで、いつもの曲も違って聞こえる。
 トリは「小野田さとる」。仕事で参戦が危ぶまれ、出番1時間前の入りだったがさすがの演奏。ギターのストロークの切れ、パープのテクニックはやはりすごい。楽曲もすばらしい。何日も前からのフリがあったから、やはりの「ヤマボウシ」「アニバーサリーの夜」を含む5曲。さすが「双子の父ちゃん」はひと味ちがう。
 最後に、99ライブ出演メンバーで聴きにきてくれた発ちゃん、TEEN'S MUSIC FESTIVAL関西大会進出おめでとう!さわだしげゆきさん、来ていただいてありがとうございます。また、99ライブで聴かせてください。もれてる人がいたらごめんなさい。
 次回の12/16(金)99ライブは恒例クリスマススペシャル。何がスペシャルかって?それは、来れば判るがホントにスペシャルだ!

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